上野光一氏に聞く「無限開拓」の集客支援、DMで経営者にアポを取る方法


上野光一さんは、集客に悩む経営者向けに、SNS経由のDM営業支援を行う「無限開拓」を運営している人物。18歳での渡豪、25歳での個人事業立ち上げを経て、現在は年商数億〜数十億円規模の経営者とのアポイント獲得を仕組み化する事業を展開している。今回は、そのきっかけと具体的な手法について聞いた。
- 18歳の時にオーストラリアへ1年間渡ったことがきっかけで、その後さまざまな仕事を経て25歳で個人事業を始めた。
- 2015年、18歳の時に3万円だけを持って渡豪し、孤独と自立に向き合ったことで自分への見方が変わったと話す。
- クラブやアパレル店長、ディオール・セリーヌの販売スタッフ、YouTuber、不動産営業、ラッパー、バー店長など多数の仕事を経験したが、いずれも「全然稼げなかった」と話す。
- 経営者が自分の時間を取られずに、年商数億〜数十億円規模の経営者とアポイントを獲得できる仕組みを提供する営業支援サービス。
上野光一さんが今の仕事を始めたきっかけは何ですか?
上野さんは「今の仕事を始めたきっかけは、18歳の時に『死のう』と思ってオーストラリアに1年間行ったこと」と振り返る。帰国後、「誰かのためにやり続けたい」という思いから複数の仕事に挑戦したが、「どれもうまくいきませんでした」と話す。その後25歳で個人事業を開始し、2年前に法人を設立、さらにもう1社を立ち上げた。「集客にみんな困っている」という声を聞いたことが、集客支援会社「無限開拓」を始めた直接のきっかけだという。
オーストラリアでの1年間はどんな経験だったのですか?
「急に2015年、18歳の時に行くって決まったので、初めての海外に3万円だけ持って1年間行ってきました」と上野さんは当時を振り返る。「それまでは自分のことが一番嫌いだったんですけど、『それでも、こんな俺でもできるんだな』って思えるようになった」と話し、「孤独と自立に向き合って戦えたこと、それが本当に良かった」と語る。この経験について「人間というのは何でもできるんだなって、考え方が変わりましたね。概念がぶっ壊れました」と表現した。
25歳で個人事業を始めるまで、どんな仕事を経験したのですか?
上野さんは「クラブ、アパレルの店長、ディオールやセリーヌの販売スタッフ、YouTuber、Instagram、不動産の営業、ラッパー、バーの店長など、本当にいっぱいやってきたんですけど、正直全然稼げなくて」と当時を振り返る。「ディオールの店員をやってもディオールのバッグは買えないなと気づいてしまいましたし、バーの店長をやっても結局はただの雇われ店長だな」と気づいたことが転機になったという。「自分で何かを起こすためには、自分で何かを作らないといけない」と考えるようになり、「それらは失敗ではなく、そういう体験や経験があったからこそ、今の自分がある」と話す。
無限開拓の集客支援は具体的に何をするサービスですか?
上野さんは「皆さん『法人の経営者のリードを獲得したい』という思いをお持ちだと思います」とし、自身も個人事業主時代に「交流会に足を運んだり紹介を頼ったりといったことはやってきました」と話す。しかし現在提供しているのは「自分の時間を取られず、しかも年商数億〜数十億規模の経営者にお会いできるような仕組み化」の支援だという。具体的な手法としては、Facebook・LinkedIn・X(旧Twitter)・Instagramを活用し、対象者にDMを送るというもの。「ただ単に送るだけじゃなくて、やっぱり一通一通ラブレターかのように文章を送らせていただいてまして、しっかりその運用者さんのプロフィールを読み取って送っています」と話し、「向こうにも『あ、この人分かってるな、理解してくれてるな』と感じていただけるので、共感からアポイント獲得をします」と語る。
DM経由でどれくらいのアポイントや成果が出ているのですか?
上野さんは「実際にDMから月5件から10件ほどアポイントが取れており、私自身も従業員数百名、数千名規模の企業や、上場企業の経営者の方とお会いすることができました」と話す。具体的な事例として「ある会社様では、開始3ヶ月目で年間400万円の採用案件、および500万円のセールス案件が決定」、また「建設・建築分野における光触媒エアコンのFC展開案件にて、3ヶ月目に300万円の案件が決定」した例を挙げた。後者は「お困りごとから発展したもの」だという。
ラブレターのようなDM文面は、どうやって作っているのですか?
上野さんは「僕自身が年間5,000人もの方にお会いし、1対1で会話を重ねてきた経験に基づいています」と話し、「『どうすれば相手の心に届くのか』という実体験から得たノウハウをもとに、人が心を動かされる言葉を選定し、AIに組み込んでDMを作成しています」と説明する。作成時に重視しているのは「まずは相手への共感を示すこと」「相手との良好な関係性を築くこと」の2点だという。この発想については「ノウハウというのは、自分にしか体験したことがないもの」であり、「そういった生の体験をAIに読み込ませることで、AIにできないことができるようになるんじゃないかと考えました」と話し、「AIは『体験』そのものを学ぶことはできません。だからこそ、そうした人の温かみや、心を通わせるような文章を作れるのではないか」と語った。
無限開拓は今後どんな展開を考えているのですか?
上野さんは「『無限開拓』としては、実は『無限秘書』だったり『一騎当千』だったり、『エプロンスーツ』、美容サロンのFCなども展開しておりまして、幅広くいろんな方にお手伝いできるような形を取らせていただいています」と話す。今回取り上げた「無双シリーズ」も「時間を取られずできるようなもの」として同じ方向性で展開しているという。「皆さんが誰かのために動くため、誰かの可能性を広げるために、どんどん『無限開拓』というサービス、そして『無限開拓』という会社を展開していきたい」と今後の意欲を語った。
上野光一さん。25歳で個人事業を開始し、2年前に法人化。集客支援を行う「無限開拓」など複数の会社を運営している。
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