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食いしばりと頭痛の関係とは?体調を整える原因と3つのセルフケア

公開: 2026-08-28 / 更新: 2026-09-08 ・ 読了 約5分

「朝起きると頭が重い」「日中、気がつくと奥歯を噛みしめている」といったお悩みはありませんか。食いしばりと頭痛には密接な関係があり、過度な噛みしめによって頭の横にある筋肉(側頭筋)が緊張し続けることが頭痛を引き起こす大きな要因となります。

この記事では、食いしばりが頭痛を招く仕組みや、日常生活で実践できる具体的なセルフケア、そして体全体のバランスを整えるアプローチについて詳しく解説します。なお、激しい痛みや体調不良が続く場合は、自己判断せず医療機関を受診してください。

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食いしばりと頭痛の深い関係とは?

日常的に無意識で行ってしまう「食いしばり」は、頭部の筋肉に想像以上の負担をかけています。ここでは、なぜ食いしばりが頭痛につながるのか、その仕組みを解説します。

側頭筋の緊張が頭痛を招く

食べ物を噛むときや口を閉じる際、私たちは「咬筋(こうきん)」や「側頭筋(そくとうきん)」といった咀嚼筋を使います。特に側頭筋は、耳の上からこめかみ付近にかけて扇状に広がる大きな筋肉です。

無意識に食いしばりを続けていると、この側頭筋が常に緊張して硬くなります。筋肉の緊張によって周囲の血流が滞り、頭の横や全体が締め付けられるような緊張型の頭痛を引き起こしやすくなるのです。

食いしばりが発生する主な原因

食いしばりは、主に以下のような状況で起こりやすいとされています。

厚生労働省が提供する情報サイト e-ヘルスネット によると、歯と歯が接触し続ける時間は本来、1日のうち会話や食事を含めても非常に短い時間(目安として20分程度)とされています。これを超えて常に接触している状態は、筋肉への大きな負担となります。

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食いしばりによる頭痛を和らげる3つのセルフケア

食いしばりによる筋肉の緊張を和らげるために、自宅や職場で簡単にできるセルフケアを3つ紹介します。毎日少しずつ取り入れることで、顎まわりのこわばりをほぐしていきましょう。

1. 「あいうえお」ストレッチで顎まわりを動かす

まずは、硬くなった顎や口のまわりの筋肉を大きく動かしてストレッチします。

1. 口を「あ」の形に大きく開け、3秒間キープします。

2. 同様に「い」「う」「え」「お」の形に、口を大きく動かします。

3. これを1セットとし、朝・昼・晩に各3セットずつ行います。

2. 側頭筋のセルフマッサージ

こめかみ付近の側頭筋を優しくほぐし、頭部の緊張を和らげます。

1. 耳の上のこめかみあたりに、両手の指の腹(人差し指、中指、薬指)をあてます。

2. 奥歯を軽く噛みしめたときに、ピクピクと動く場所を確認します。

3. 円を描くように、優しく後ろ方向へ円を回しながら30秒間ほぐします。

4. 少しずつ指の位置を上にずらしながら、全体をほぐしていきます。

3. 「歯の接触」を自覚する貼り紙テクニック

日中の食いしばりは無意識に行われるため、「自分が食いしばっている」と気づくことが最も重要です。

1. パソコンのフレームや冷蔵庫など、日常でよく目にする場所に「歯を離す」「リラックス」と書いた小さな付箋を貼っておきます。

2. その付箋が目に入った瞬間、自分の奥歯が触れ合っていないか確認します。

3. もし噛みしめていたら、ふーっと息を吐きながら肩の力を抜き、上の歯と下の歯の間に隙間を作ります。

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整体・オステオパシーにおける食いしばりと頭痛へのアプローチ

セルフケアを行ってもなかなか変化を感じられない場合、体全体のバランスの崩れが食いしばりを長引かせている可能性があります。

当メディアを運営する「くさか治療院」では、食いしばりや頭痛でお悩みの方に対して、単に顎や頭の筋肉をほぐすだけでなく、体全体のつながりから原因を探っていきます。

体全体の可動域とバランスを確かめる

初診では問診と施術を合わせて60〜90分ほどの時間をかけ、過去の怪我や手術の経験、普段の生活習慣などを詳しくお伺いします。その後、オステオパシーの「傾聴テスト」(手を当てて緊張の強い場所を探す手法)や可動域の確認を組み合わせ、どこに根本的な問題があるかを見立てます。

例えば、痛む場所が頭であっても、実は首の上部の関節や、全体の体液循環、あるいは内臓の緊張をかばうために顎に力が入っているケースがあります。このように、体全体を一つのユニットとして捉え、必要な場所に手当てを行います。

食いしばりに関わる組織への丁寧な手当て

食いしばりに関連する頭痛に対しては、以下のような組織の状態を詳しく確かめ、繊細な技術で整えていきます。

施術に通う回数は、3〜10回くらいが目安ですが、体の状態や日々の生活環境、食事内容によって大きく変わります。体調を根本から整えるためには、施術を受けるだけでなく、普段の生活習慣を見直すことも大切です。なお、感じ方には個人差があります。

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まとめ

食いしばりと頭痛は、頭の筋肉(側頭筋)の緊張を介して深く結びついています。日頃から「歯を接触させない」意識を持ち、簡単なストレッチやマッサージを取り入れることで、筋肉の緊張を和らげることができます。

もし、ご自身でのケアだけでは変化を感じにくい場合や、体のバランスを根本から整えたい場合は、体全体のつながりを見る整体やオステオパシーの施術を検討してみるのも一つの方法です。気になる症状が続くときは、まずは医療機関にご相談ください。

よくある質問

Q. 食いしばりによって頭痛が起こるのはなぜですか?
A. 無意識に食いしばりを続けると、耳の上からこめかみ付近にある「側頭筋」が緊張して硬くなります。この筋肉の緊張によって周囲の血流が滞り、頭の横や全体が締め付けられるような緊張型の頭痛を引き起こしやすくなるとされています。
Q. 自分でできる食いしばりや頭痛のセルフケアにはどのようなものがありますか?
A. 顎まわりを動かす「あいうえお」ストレッチや、こめかみ付近を優しくほぐす側頭筋のマッサージが挙げられます。また、目立つ場所に付箋を貼り、それを見たときに歯を離してリラックスする習慣をつけることも自覚を促す方法として挙げられます。
Q. 整体やオステオパシーでは食いしばりに対してどのような施術を行いますか?
A. 顎や頭の筋肉だけでなく、体全体のつながりから原因を探り、バランスを整えるアプローチを行います。顎関節の動きや咀嚼筋、靭帯などの状態を確かめながら施術を行いますが、回数の目安や感じ方には個人差があります。
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