外国の地方公共団体が課す罰金について|税金の取り扱い
外国の地方公共団体が課す罰金について
【照会要旨】 A社は、海外支店でかねてから取引上のトラブルを抱えていたところ、この度、現地において罰金を支払うことで、収束することになりました。 この罰金は、外国の地方公共団体が裁判手続(刑事訴訟手続)を経て課すものですが、損金の額に算入することができますか。 【回答要旨】 内国法人が納付する外国又はその地方公共団体が課する罰金又は科料に相当するものについては、国内の罰金及び科料と同様、損金の額に算入しないこととされています(法法55 一)。 ここで、外国又はその地方公共団体が課する罰金又は科料に相当するものとは、裁判手続(刑事訴訟手続)を経て外国又は外国の地方公共団体により課されるものをいうこととされています(法人税基本通達9-5-13)。 したがって、A社が現地で支払うこととなった罰金は、外国の地方公共団体により裁判手続(刑事訴訟手続)を経て課されたものとのことですから、損金の額に算入
することはできません。 なお、米国に代表されるいわゆる司法取引により支払われたものも、裁判手続(刑事訴訟手続)を経て課された罰金又は科料に相当するものに該当することとされています(法人税基本通達9-5-13)。 【関係法令通達】 法人税法第55条第5項第1号 法人税基本通達9-5-13 注記  令和7年8月1日現在の法令・通達等に基づいて作成しています。  この質疑事例は、照会に係る事実関係を前提とした一般的な回答であり、必ずしも事案の内容の全部を表現したものではありませんから、納税者の方々が行う具体的な取引等に適用する場合においては、この回答内容と異なる課税関係が生ずることがあることにご注意ください。
次にすること
- 自社の年度・要件に当てはまるかを確認する
- 国税庁の原文で最新の改正を確認する
- 判断に迷う場合は税理士に相談する(当サイトは税務相談を行いません)
出典: 国税庁タックスアンサー 原文。税制は毎年変わるため、必ず最新をご確認ください。
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