譲渡した事業年度に買換資産の取得ができないとき|税金の取り扱い
譲渡した事業年度に買換資産の取得ができないとき
概要 特定資産の買換えの特例の対象となる土地や建物の譲渡をした日を含む事業年度内に一定の買換資産の取得ができなかった場合において、原則として、その譲渡をした日を含む事業年度の翌事業年度の開始の日以後1年を経過する日までに一定の買換資産を取得し、その取得の日から1年以内に事業の用に供する見込みであるときは、特別勘定の設定をすることができます。 譲渡した事業年度に買換資産の取得ができない場合 この場合、譲渡をした日を含む事業年度の確定した決算において、譲渡資産の譲渡対価の額のうち買換資産の取得に充てようとする額に差益割合(注1)を乗じた金額の100分の80(注2)に相当する金額以下の金額を特別勘定として経理することが認められています。この特別勘定に繰り入れた金額は、損金の額に算入されるため、譲渡益の一部と相殺することができます。 そして、その譲渡をした日を含む事業年度の翌事業年度の開始の日以後
1年を経過する日までの間に買換資産を取得して事業の用に供したとき(注3)には、その買換資産について圧縮記帳が認められます(注4)。 この場合、特別勘定の金額のうち、買換資産の圧縮基礎取得価額に差益割合を乗じた金額の100分の80(注2)に相当する金額を益金の額に算入しなければなりません。 なお、特別勘定を設定する場合には、確定申告書等に損金の額に算入される金額を記載するとともに、特定の資産の買換えにより取得した資産の圧縮額等の損金算入に関する明細書(別表13(5))や取得をする見込みである買換資産の種類および取得予定年月日などを記載した書類( 「特定の資産の譲渡に伴い特別勘定を設けた場合の取得予定資産の明細書」 )を添付することが必要です。 (注1) 圧縮基礎取得価額および差益割合については、 コード5654「特定資産を買い換えた場合の圧縮限度額の計算」 で説明しています。 (注2) 航空
機騒音障害区域の買換えおよび長期所有資産の買換えにおいて、一定の場合には、割合が100分の60、100分の70、100分の75または100分の90になります。詳細については、 コード5651「特定資産を買い換えた場合の圧縮記帳」 を参照してください。 (注3) やむを得ない事情がある場合には、買換期限の延長ができます。この場合の要件については、 コード5656「買換期間の延長申請」 で説明しています。 (注4) 特定資産の買換えの特例を受けるための条件については、 コード5651「特定資産を買い換えた場合の圧縮記帳」 で説明しています。 根拠法令等 措法65の8、措令39の7、措規22の7、措通65の7(4)-8 関連コード 5652 特定資産を買い換えた場合の圧縮記帳の対象となる資産
次にすること
- 自社の年度・要件に当てはまるかを確認する
- 国税庁の原文で最新の改正を確認する
- 判断に迷う場合は税理士に相談する(当サイトは税務相談を行いません)
出典: 国税庁タックスアンサー 原文。税制は毎年変わるため、必ず最新をご確認ください。
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